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チューリップ祭に戻れる?市長オランダで足止め(読売新聞)

 アイスランドの火山噴火による空の便の乱れで、オランダのリッセ市を訪問している富山県砺波市の上田信雅市長が当初予定していた19日に帰国できなくなった。

 22日には同市が年間で最も力を入れるイベントの一つ、「となみチューリップフェア」を控えているが、それまでに戻って来ることができるかどうか不透明で、開幕の市長あいさつができない事態も想定される。

 オランダのリッセ市は砺波市と姉妹都市協定を結んでいる。締結20年を迎える2012年を控え、砺波市オランダ友好交流協会(米原蕃会長)の34人が現地を訪れるのに合わせ、市長も訪問した。15日に出国し、リッセ市長との会談や、アムステルダム市視察などを行った。

 19日午前8時頃に関西国際空港に到着する予定だったが、オランダ・スキポール空港が閉鎖されていることから、18日午前に搭乗予定だった便の欠航が決定。これを受けて19日朝に砺波市役所で行った会議で、20、21の両日の市長の公務をキャンセルすることを決めた。ほかの空港に陸路で移動して帰国する案も浮上したが、多大な経費がかかることなどから、空港の閉鎖解除を待つことになった。

 市長不在となるものの、携帯電話で指示を仰ぐため、職務代理者は設置しない。砺波市事務専決規則により、市長決裁は副市長が代決、後で市長の認定を受ける手続きとなる。

 アムステルダム市内のホテルに滞在している上田市長は「団員は全員元気で、今のところ健康状態に問題はない。関係者には心配をかけているが、自然相手のことであり、ご容赦願いたいと思っている。今は、一日も早く空港閉鎖が解除となり、帰国できることを願っている」とコメントした。

 ◆ブラジルの代表団は富山市来訪中止◆

 富山市は19日、姉妹都市のブラジル・モジダスクルーゼス市が同日予定していた代表団の来訪が中止になったと発表した。アイスランドの火山噴火の影響で、中継地のパリで足止めとなったため。

 モジダスクルーゼス市はブラジル・サンパウロ州にあり、人口約37万人。同市長ら19人は15日にブラジルを出発。パリ経由で18日に成田空港に到着し、羽田から富山に入る予定だった。代表団は富山市から岐阜県関市、名古屋市、浜松市、東京、千葉県柏市を回って27日にブラジルに戻る日程で、日本への便が確保でき次第、来日して残りの日程をこなす意向という。

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