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<私大>初年度納付金 平均131万円 授業料も過去最高に(毎日新聞)

 09年度の私立大入学者の授業料は平均85万1621円(前年度比0.4%増)で、入学金と施設整備費を合わせた初年度納付金は平均131万2146円(同0.2%増)だったことが文部科学省の調査で分かった。授業料、初年度納付金ともに、75年度の調査開始以来過去最高。

 全国の私大595校のうち回答のあった530校のデータを加重平均した。

 入学金は前年度比0.5%減の27万2169円、施設整備費は同0.6%増の18万8356円。入学辞退を巡る入学金返還訴訟などの影響で、入学金は00年度から減少傾向にあるが、授業料と施設整備費は年々増加している。

 私立短大は授業料69万1257円(同0.6%増)▽入学金25万3112円(同0.7%減)▽施設整備費18万6717円(同0.5%減)で、初年度納付金は計113万1086円(同0.1%増)だった。【本橋和夫】

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母親の約8割「子供に八つ当たりした経験」(産経新聞)

 最近、子供への虐待がニュースになっていますが、園児ママの85.7%が子育てを「楽しんでいる」「まあ楽しんでいる」と回答。一方、子供に八つ当たりした経験がある母親は約8割に達しました。特に年少ママでは85.5%。小さい子供の世話には何かと苦労も多いことがうかがえます。

 「ひどい言葉で子供を傷つけたことがある」のは、年少ママで54.5%。子供の年齢が上がるにつれて増え、年長ママでは72.2%。子供は大きくなると言葉を理解できるようになり、ママの言葉が“武器”になってしまうのかもしれません。

 「育児を放棄したい」「子供に愛情を十分示していない」は、年少、年中で20%台ですが、年長は4割前後と増えています。虐待には至らなくても、子育てにネガティブな気持ちを持つ母親が少なくないサインかも。子育てをフォローする仕組みが求められそうです。

 園児とママの情報誌「あんふぁん」の読者に昨年7月実施。有効回答数497。

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「アトラス 迷宮のボルヘス展」妻のマリアさん来日(産経新聞)

 ■人生は空想と現実が不可分な「旅」

 形而上学的な幻想に満ちた小説集『伝奇集』や詩集『創造者』などで知られ、20世紀ラテンアメリカ文学を代表するアルゼンチン生まれの作家で詩人、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899~1986年)。東京都千代田区のセルバンテス文化センター東京で開催中の「アトラス 迷宮のボルヘス展」では、晩年、叙勲や講演のために世界中を旅して回った彼の写真と文章約130点を展示。ボルヘスにとっての重層的な「旅」に触れることができる。(三品貴志)

                   ◇

 「旅というのはいつから始まるのか。人生はつきることのない美しい旅」

 来日したボルヘスの妻でボルヘス財団理事長のマリア・コダマさんは、特別講演でそう語った。視力をほとんど失った晩年の作家を支えたコダマさんは、出会ったころのボルヘスから「初めての旅は」と尋ねられたことがあったという。

 「16歳の奔放さで、私は『月が初めての旅行よ』と言ったが、それはボルヘスにとっても同じだった。彼もジュール・ベルヌ(仏作家)の『月世界旅行』を読み、想像上の旅を楽しんでいたのです」

 幼少から世界中の古典を読みあさっていたボルヘスは、青年時代には欧州遊学を経験。「どのような文学を持っているかでその国をとらえていた。その国(の文化や文学)を知らず旅をするのは無意味だと語っていた」とコダマさんが語るように、ボルヘスにとって空想の旅と実際の旅は不可分なものだったのだろう。

 84年の出雲への訪問を元に、写真集『アトラス』には俳句によって人が救済される文章が収められている。野谷文昭・東京大学教授(ラテンアメリカ文学)は「ボルヘスは現在の場所と過去の場所を同時に訪れることができた。先行作品への敬意や愛を持って旅を実践することに、喜びを感じる人だった」と語る。

 「無数の言葉にあなたの動作が表れていて、あなたがいつもそばにいるような気がします」と亡き夫に語りかけたコダマさん。「あなたは私に言葉の帝国をくれた」と目を細めた。

 1933年にブエノスアイレスを訪れた仏の作家、ドリュ=ラ=ロシェルは「ボルヘスは旅に値する」と言ったという。展覧会への「旅」を通じてボルヘスの足跡を追ってみてはいかがだろう。

 展覧会は6月19日まで。入場無料。問い合わせは同センターTEL03・5210・1800。

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<石神さん>「女性の願いを一つだけかなえる」 鳥羽・神明神社、女性参拝客増える(毎日新聞)

 「女性の願いを一つかなえる」との言い伝えがある鳥羽市相差(おうさつ)町の神明神社内境内の「石神さん」が、パワースポットとして女性の人気を集めている。今年3月の参拝者は初めて5000人の大台を突破、鳥羽商工会議所は参道入り口の「相差海女文化資料館」と併せ、町の景観演出整備に取り組んでいる。【林一茂】

 「石神さん」は海女漁が盛んな相差町で、古くから海女たちの信仰を集めてきた。07年4月に神社の参道入り口に「相差海女文化資料館」が開設されてから、参拝に訪れる観光客が増え始めた。

 07年度の月平均参拝客は1340人だったが、08年度は1960人、09年度は2720人に増加。今年3月は5023人の参拝者が訪れた。資料館開設当初は資料館の見学者が立ち寄っていたが、次第に「石神さん」の参拝を目当てに訪れる若い女性が目立つようになった。

 女性参拝者の増加について、鳥羽商議所の担当者は「昨年3月に旅行ガイドブックのミシュラングリーン本で一つ星を獲得したことに加え、女性誌などで石神さんを『女性の願いを一つだけかなえてくれるパワースポット』として紹介され出した影響が大きい」とみている。

 兵庫県伊丹市から来たという岡田千穂さん(26)と吉田愛さん(26)は「癒やされる風景の中で願い事をするなんてすてきです。何を祈るかは秘密」と話し、そっと手を合わせていた。

 鳥羽商議所は海女の町・相差地区の景観演出のため、参道などに設置する「海女の石碇(いかり)」17個、民宿などの玄関につり下げる「屋号ちょうちん」20個、足元を照らすライティング20個、銅版画家の吉田賢治さんデザインのプレート、総合案内板などを設置。また、参道の古民家を改装し海女の漁具などを展示する「海女の家」の整備を進めている。

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<阿久根市長>「花火規制条例」を専決処分 議会側反発(毎日新聞)

 市議会出席を拒否している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が、4月27日に「花火規制条例」を専決処分し告示したことが7日分かった。地方自治法によると、緊急を要する場合に、専決処分が可能。議会側は「花火規制は急ぐ必要はない。議会無視で独裁につながる」と反発している。

 議会関係者らによると、市長は4月末の市区長会総会で、花火使用を制限する条例を専決処分で決め27日付で告示した、と述べた。区長の1人が「議会に諮らないでいいのか」と質問すると「あとで承認をもらえばいい」と話し、毎年夏前に市内の海岸で花火による騒音苦情が出るため、条例を定めたと説明。今月6日の課長会でも「仕事は迅速にやるべきで、議会にかけたら時間がかかる」と発言したという。

 地方自治法179条は、議会を招集する時間的余裕がなく緊急の場合に首長は専決処分が出来ると定めている。次の議会での報告・承認が必要。市議らは「花火規制は6月議会で間に合う」「議会のチェック機能を無視し、独裁を行うと宣言したようなもの」などと批判している。【馬場茂】

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